FX初心者のためのFX口座比較

FXのマージンコールとロスカットとは

FXは投資である以上は儲けることもあれば損をしてしまうこともあります。そして、損をして財産を失っても自己責任となります。FXの怖いところは、運用の仕方によっては証拠金として預けた以上の損失が発生してしまう場合もあるということです。レバレッジを高く設定し、為替相場の変動が大きいほど、そうしたリスクが大きくなります。そうした事がなるべく起こらないようにする仕組みがマージンコールとロスカットです。証拠金を預けて取引を開始したときには、証拠金維持率というものがあります。最初は100%で為替相場が変動したときに儲ければ維持率が高く、損をすれば100%よりも低くなります。

 

そして証拠金維持率が一定以下になった場合に発生するのがマージンコールです。マージンコールが発生した場合は、あくまで警告であるために投資家がどのように対処するのかは自由です。そのまま取引を続ける事も出来ますし、約定して損切りをすることも可能です。そのまま取引を続けた場合は持ち直せば良いのですが、さらに損をしてしまうこともあります。さらに損失を出して証拠金維持率が一定以下になるとロスカットとなります。ロスカットの場合は、強制的に取引を終わらせます。そうすることで、証拠金以上の損失が出ないようになっているのです。